こんにちは^^アリサです。
何か食材を食べる時に「遺伝子組み換えではない」というワードを一度は見たことがあると思います。
遺伝子組み換えを避ける人は多く、あまり良い印象はもたれていません。
「どっちを食べる?」と聞かれたら、間違いなく遺伝子組み換えではないものを食べます。
ですが、遺伝子組み換えがあるからこそコスパを下げて食べれることだってあります。
なので、みんなも恩恵を受けているのです。
今回は遺伝子組み換えと付き合っていく上でのメリット・デメリットの知識をしっかり身につけて、今後のあなたの生活に役立てていけるように書いていきます。
遺伝子組み換えと世界人口の関係
今現在、世界の人口は増え続けていて、30年後の2050年には約97億人になると予想されています。
人口が増えると言うことは、食糧の生産量も莫大に増やさないと、飢えてしまいますよね。
なので、遺伝子組み換え作物(GM作物)は増えるであろう人口を、養うための一つの手段とも考えられます。
人口が増え続ける一方で、皆様も感じてるであろう最近の世界の気候・・・。
今までにはない気候の変化
遺伝子組み換えのメリット
まずは遺伝子組み換えのメリットから紹介させていただきます。
増え続ける人口への食糧問題
まず初めに遺伝子組み換え食品を扱わない場合、食糧難になるリスクが非常に高くなる想像できます。
今も人口は増え続けていて、このままいくと2050年には約97億人まで増えると言われているのです。
当然、人口が増えると言うことは
- 食糧
- 燃料
- 飼糧
も、今より大量に増やさないといけませんよね^^
「自然栽培を増やせばいいのではないか?」と、お考えの方もいるでしょ。
ですが、それはリスクが高すぎます。
なぜなら近年世界の天候は想像できないスピードで変わってきています。
一つ例を挙げると、
- 年々の気温上昇
これは紛れもない事実です…。
この天候の変化は、私たち人間のコントロール外です。
(誤解されないように書くと、一人二人が行動したところで何も変わらず、もっと大きな団体や、国をあげての活動が必要かと思います。)
他にも自然災害が増えたり、水が枯渇したり、洪水になったり・・・。
- これからも進んでいくであろう天候の変化の中で、食糧をどうすれば増やしていけるのか?
一つの手段が遺伝子組み換え作物(GM作物)です。
現在様々な品種改良も行われていて
- 冠水耐性をもったもの
- 干ばつ耐性をもったもの
などの作物を作る実験が行われています。
アレルギー反応が出にくくなる
食品アレルギー反応が出にくくなる実験がアメリカなどで行われています。
食材のアレルギー反応を起こす物質を取り除くことができれば、その食材のアレルギーをお持ちの方には大きなメリットがありますね^^
まだ実用化はされておりませんが、近い未来にアレルギー患者さんも食べられる食材ができる可能性があります!
遺伝子組み換えのデメリット
デメリットもみていきましょう!
健康被害の可能性も…
除草剤を撒いても枯れない作物や、殺虫機能をもった作物は一見とても便利です。
農家さんたちの手間を減らして大量生産も可能になる遺伝子組み換え作物ですが、健康被害を引き起こすリスクがあると疑われ続けています。
マウスを用いた実験では、GM作物を食べ続けた結果
- 悪性腫瘍が見つかる
- 新生児の死亡率が上がる
という研究結果も出ています。
人間ではどうなの?
と、考える人もいるでしょう。
ちなみにアルゼンチンでは
- 流産
- 死産
- 不妊
- 出生異常
- ガン
が急速に増えたと言われています。
その原因として遺伝子組み換え作物を栽培する際の、空中散布(除草剤)と言われています。
遺伝子組み換えに対する考え
遺伝子組み換えは、大量生産が可能であり今後の世界人口増加を考えたら、取り入れるべき方法だと思います。
ですが、マウスを用いた実験では病気になったりと不安要素もあります…。
そして遺伝子組み換え作物(GM作物)の歴史が浅いことから、私たちが今試されているという捉え方もできます。
私も食の先生として活動をしてますが、「全く遺伝子組み換え作物を食べないの?」と聞かれたらNO!です。
食べますし、今の時代完全に食べないというのが難しい・・・。
私の考えとして
- 知って食べること
- 知らずして食べること
には大きな違いがあると思います。
ですので、知る努力をすることから始めましょう。
この記事で、食のことをもっと深く知るキッカケになったら幸いです。
最後までありがとうございました。